スポーツで伸びる子の特徴

スポーツで伸びる子の特徴

子供が同じ学校やクラブに所属する保護者の場合に、スポーツと勉強を両立している子の話題になることってありますよね。世の中で、成功者と言われている人に共通しているのは、「粘り強さ」や「やり抜く力」があることです。思い通りにいかないことがあってもあきらめず、最後までやり遂げようとします。

この強い精神力を支える根幹となるものが、スポーツで培う「体力」です。体力を育む過程の中で体力はもちろんですが、「粘り強さ」や「やり抜く力」が必要となります。

1. 向上心と意欲

スポーツで成果を上げるためには、向上心や意欲が必要です。自ら積極的に練習や挑戦をする姿勢がある子供は、成果を伸ばしやすいと言えます。粘り強く何度もチャレンジしていくことが、幼少期から当たり前となっていれば、きっと将来的にもやり抜く力をつけることができるでしょう。
試合の結果だけを目先の判断基準にせず、段階的に目標を設定し向上心を持って取り組むことが必要です。

2. 継続力

スポーツで成果を出すためには、目標設定と取り組みの継続力が必要です。成長過程での挫折や困難に耐えることができる子供は、成果を上げやすくなります。「スポーツを頑張る」ということは、「目標を設定して計画的に取り組む習慣がつく」ということにつながります。

3. 集中力

スポーツを行う際には、練習時も試合時でも集中力が必要です。練習や試合中に集中して取り組むことができる子供は、成果を伸ばしやすい傾向があります。スポーツすることで脳が活性化し、学力向上につながることだってありますので、集中力が必要な幼少期のスポーツはやはり大事ですね。

4. 自己管理能力

自己管理能力が高い子供は、練習や食事、睡眠などの健康管理をしっかりと行うことができます。これが成果を伸ばすために重要で、「今は運動の時間」「今は勉強の時間」といった「切り替えスイッチ」がつくられやすく、どこで何を頑張るのかメリハリをつけることができ、確かな学習につながるとも言われています。

5. チームワークと協調性

スポーツはチームで行うことが多いため、協調性やチームワークが重要ですが、他のメンバーとの協力やコミュニケーションができる子供は、成果を伸ばしやすいでしょう。
チームワークとは選手同士がお互いに役割を分担しつつ、協力して目標を達成するためのものです。
協調性は、それぞれの個性やスキル・アイデアを活かして、チーム全体の目標達成を促します。選手ごとの個性を大切にしながらチーム全体をまとめるのが指導者の役割となってきます。

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