ダメな指導者の特徴

ダメな指導者の特徴

選手の選択肢をコーチが決めている

選手が成長するには、自ら考えてプレーすることが非常に大事 です。しかし、試合や練習中の声掛けの中で「プレーに対して選択肢を与えていない声かけ」が目立つシーンを見ることがありますが、コーチが思うような動きしかできない選手になってしまいます。しかも、「プレーの判断」ではなく、やらされてしまっているようになってしまいます。

また、自分なりの判断をしても指導者の思うようなプレーが出来なかったシーンを怒られてしまう残念なケースもあるようです。選手たちが考えるのをやめてしまうということは、教えられたプレーしかできなくなるということです。そのような思考回路になると、コーチから教えられたこと以外のシーンが試合で出てしまった時に、自分たちで対処できません。

本来指導者は、選手の個性・能力を伸ばすことをしないといけないでしょうが、押し付けた指導では個性を消すことになり成長を妨げてしまうので、このような指導ばかりしてしまう方はダメな指導者の特徴ですね。

スケジュール管理ができない(中・長期的の育成プランが考えられない)

目標にしていることを達成するためには、必ずプランが必要です。

指導者は、選手の育成プランをたてて「出来たこと」「出来なかったこと」を見極めながら、修正点・改善点を提案して練習や試合での積み重ねにより成長していくよう導き出すのが指導者の役割の一つです。

ダメな指導者は、プロの試合で見たプレーを子供達にさせようといきなりそのシーンを真似させる方もいますが、答えはできるわけがないのです。算数で言うとこの基礎的な「足し算」ができないのに、「掛け算」「方程式」をさせているような状況に似ていると私は考えます。

やはり段階的にできるよう成長させることが必要であって、育成ステージ応じたプランニングと伸び代を常に確保した状態をキープして育てることが大事です。

行き当たりばったりの指導をする方、いつも同じ内容の練習しかしない人はダメな指導者の特徴かもしれないですね。

否定的な声かけしかできない

「何で出来ないんだ!」「だからお前はダメなんだ」「お前がいると邪魔なんだよ!」といった人格否定の言葉かけをする指導者や、「お前にできるわけがない!」「お前はこれだけをしとけばいいんだ!」といったプレー制限と押しつけの言葉かけをする指導者。

ただ、残念なことに多くの指導者は選手の人格を否定しているつもりもなければ、選手に自分のイメージを押し付けているつもりもないのです。気づかないままやっていることが問題なのかもしれませんね。

もちろん、すべての場合において「否定」や「強制」がダメだというわけではありません。

選手達が、自分で失敗や判断ミスに気づいていないのであれば「それではダメだ」と言わなければいけない場合もあるでしょう。しかし、問題はどのような声をかけるかです。失敗や判断ミスをしてしまった選手が「次からはこうしよう。もう同じ失敗はしない!」と、自らで学び、成長しようとしている時にコーチから「だからお前はダメなんだ。こうしろと言っているだろう!」と怒鳴られたら選手はどうなるでしょうか?きっと多くの観客や保護者の前で嫌味を言われ、プライドは傷つき、モチベーションは低下しますよね。

そうすれば子供達はチャレンジすることをやめて「言われたとおりに動けばいいんだろ」と指導者の言われたとおりにプレーしますよ。さらに選手たちは、コーチのいうように動いたつもりの選手は「コーチの指示通りの動いているのに結果がでないじゃないか。無能なコーチだ。」となってしまうわけです。

選手とコミュニケーションが取れない

選手と指導者の信頼関係は必須であり、クラブチーム・スポーツ少年団や学校の部活動を通して様々な指導者との関係性がありますが、目標達成するにはやはり信頼関係は絶対に必要なものでしょう。上達するためには、時には厳しい練習や叱咤激励は必要な場合があります。全体の意識を奮起するために厳しい言葉かけをする場合もありますが、どのタイミングでフォローできるかは非常に大事です。

全体の前で名指しにしてミスを注意しても、その後にずぐ個別でフォローできる場合は信頼関係が崩れる事なく済むでしょうが、そのタイミングが遅すぎると関係性は悪化してしまいます。普段からグラウンド外で会話ができてコミュニケーションが取れている場合には、補足の会話もたくさんできるのは間違えないでしょう。やはり指導者がコミュニケーションを取るのができていない場合はダメな指導者の特徴かもしれないです。

気分で接し方がよく変わる

気分屋で言ってることがコロコロと変わってしまう指導者は絶対にダメです。テレビやネットの情報をあたかも自分の意見のように話をしている方に多いように思います。プロの試合を見ている中で、解説者が話した内容を聞いてうる覚えのまま、選手たちに伝えてしまったけど・・・本質をとら得ないまま言ってしまい、自分でも応用ができない場合に的確なアドバイスができないので言ってることが変わってしまい、選手たちを混乱させてしまいます。

やたらとミーティングが長い

指導者のミーティングが全体会話が長い人は要注意です。特に、試合前やハーフタイムなどに長い話をされても選手たちには伝わりません。ハッキリ言ってそれは指導者の単なる自己満足で、「俺はこんなに教えているんだぞ!」「君たちには言ってるからな!」と言うことを示したいだけです。30分・1時間と延々に同じことを話している指導者がいたら完全にアウトです。

100%を伝えるには、もちろん声のトーンや場所にもよるでしょうが、3分が限界だと私は思います。全体に話をする時に要点をまとめて短い時間で伝えることができないと、伝わらないでしょうし、長い話をしてしまうことで「気持ちのコントロール」は難しくなります。試合前は、最終確認を簡潔に伝える程度でいいでしょう。ハーフタイムは修正点を簡潔にし、奮起する言葉がけをすることが選手の気持ちはコントロールしやすいものです。さらに必要な場合は、個別で呼んで話をしてあげることが大事ですね。やたらと自分の気分次第で、長い話をしてしまう指導者はダメな指導者の特徴の一つでしょうね。