やればできる

やればできる

やればできる!という言葉は、昔からあり、誰もが口にしているワードですが、今ではお笑い芸人ティモンディ高岸さんの言葉として知られるようになりましたね!

高岸さんと言えば、高校野球の名門校(済美・愛媛県)でプロ選手を目指せるほどの実力がありながら、ケガでプロの道を諦めたとうエピソードまである方。スポーツを一生懸命頑張っていた彼がポジティブに使うとより親近感を覚えるのは私だけではないでしょうね。

「やればできる!」は魔法の言葉であり、使い方次第では非常に効果的に気持ちを上げてくれます。自信を持って取り組むことの重要性を示しています。何事も最初は難しく感じるかもしれませんが、努力と継続を重ねることで成果を出すことが出来ます。
やる気をアップさせるためには、どのような方法が効果的なのか?ちょっと紹介しますので、参考にしてみてください。

魔法の言葉でプラス効果

モチベーションアップ

子供たちの運動や勉強のやる気をアップさせる方法はあるのでしょうか?
やる気の動機づけには、「外発的動機づけ」「内発的動機づけ」があると言われています。

外発的動機づけ」とは、人が行動するための理由に「お金」「物品」「評価」「優勝」など、頑張ったら手に入る物欲など外的要因のためによるものとされています。

「内発的動機づけ」とは、人が行動するための理由が、内面にわき起こった興味や関心によって引き起こされるものとされ、一般的には内発的動機づけの方が効果が長続きすると言われています。

言葉によってモチベーションアップを考えた場合、子供・大人であってもやはり「ご褒美」によるものが一番効果的なのかもしれませんね(笑)

褒めてやる気をアップ

やる気を引き出す時の言葉として様々なものがありますが、言われて嫌になる人はいないであろう「褒める言葉」を有効に使いたいですね。子供の運動や勉強・職場でも褒めるタイミング次第では非常に有効になり、人間関係までもより良い関係になりますよね。

ここで大事になるのが、「才能」「成果」「結果」のみをみて褒めるのはいけません!
「努力」や「過程」を褒めることが大事で、人は「自分はこうなるはず」と思って行動すると、期待通りの結果を出しやすくなります。
努力を褒められた人は「努力し結果を出す自分」を信じて、また次も頑張るようになります。

失敗したとき言葉がけ

失敗した人に言い方が悪くて険悪な関係になったり、せっかくやる気あった人を一瞬にしてやる気を損なう場合もある「ミスした場合の言葉がけ」について考えていますか?

叱ることは大事であり、ミスをした際に修正すること、次をどうしたら良いかをアドバイスすることは、子育て・職場においても起こることだと思います。

例えばミスを指摘し叱る場合・・・

サッカー少年が、これまで苦手で出来なかったプレーを試合中にミスしたくない一心で、毎日練習に励んでいた子供がいました。そんな中ですが、パスミスをしてしまい自分のミスで失点したとしましょう。

①「お前がパスミスしたから失点したんだぞ!何回も同じミスをして何考えてんだ!右にパスしたら失敗してないだろ!」

②「たくさん練習してきたのに、パスミスして失点しちゃったね。今のは右が空いていたから、左よりも右にパスしたほうがよかったね!次また同じ場面があったら、練習通りと思ってやればできるよ!」

どちらも同じパスミスについて叱っているのですが、あなたならばどちらがいいですか?

②を選ぶ方は多いと思います。
ここでのポイントは、「褒める→叱る→褒める」という構成によって言葉を選んでいる点です。「たくさん練習してきたのに=褒める」「パスミスで失点した=叱る」「練習通りと思ってやればできる=褒める」

いきなり怒られたら、自分の努力の成果がなかったんだなと全否定された気になりますよね。そして一番大事なことは、次に向かって気持ちを上げないといけないのですから、褒めてやる気を引き出すほうが言葉のチョイスとしては良いと思います。

職場でも、「あなたは日頃から努力してるのは知ってる」って前置きがあって叱られる場合と、そうでない場合には「頭ごなしに何!」「私の努力知らないくせに!」と感じる方は多いでしょう。

ちょとした声かけの言葉選びで、やる気を引き出せる言葉のチカラを存分に利用しましょう!

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